インドア派Around40ゲイの日記

アラフォーゲイが日々のことや過去のことを書きなぐるブログ

言葉って本当に難しい…祈りはいらない?

おとといは関西地方は台風ですごい風と雨でした。僕の住んでいるあたりは比較的ましでしたが、文化財なども含め多くの被害があり、まだ正確な被害状況が出ていないようです。僕の職場でも停電にあった人が何人かいましたし、本当に風が強いときは風で靴が空を舞っているのを見ました。関空の映像は本当に衝撃的でした。そして、今日は北海道で震度7の地震がありました。自然災害が立て続いていますね。

 

それで気になったのがこの記事

news.biglobe.ne.jp

もちろん芸能人だからというのがあると思いますけど、揚げ足をとるというか、言葉尻をとらえるというか…というように思ってしまうんですよね。決してふざけているわけではないと思います。ただ単純に災害が続いたから、ポッと出た言葉なんじゃないかな…と。「地球さん」というような表現が「イラッ」ってさせられる部分があるのはわかりますけど、批判している方も、きゃりーさんも、被災地の方のことを気にかけているという根っこの部分は同じなんじゃないかなと。

僕は芸能人でも何でもないですけど、今日の朝地震についてTwitterに呟いてよいものか一瞬逡巡しました。Twitterって思ったことをすぐにつぶやくのがメリットでもあり、ときにはデメリットになるんだなとよく思います。あんまりにも考えて書かれた文章だったら、わざわざTwitterで呟く必要もないと思いますしね。かといって、頭を経由しないで書いた一言が人を傷つけることもあるでしょう。単純なようで非常に奥深いツールだと、Twitter歴数か月で学んでいるところです。

Twitterって有益な情報もいっぱい流れてくるんですよね。特に最近便利だなと感じるのは、電車が動いているかどうかのリアルタイムな情報です。関西では、6月に地震、7月以降の立て続けの台風で、電車のダイヤが乱れることが頻繁にあります。JRのHPの運行情報を見て「運転見合わせ中」となっていても、実は動いていたということもありました。タイムラグがあるのかもしれませんが、あえて最新情報にしていないのかなと勘ぐったりしています。運転再開直後にHPに載せてしまうと、それを見た人が殺到して駅がごった返し、また遅延する…ということになりえるので、少し落ち着いてから載せているのかなぁと邪推しています。Twitterではリアルタイムに「○○線は運転見合わせ中です」みたいな情報があがるので、電車を使う者としては重要な情報源となっています。ただ、その情報も錯綜していることも多く(動いていると止まっているが同時間にツイートされていたりとか)見極めが重要となります。ただ単純に「○○線動いています」だけでは、あまり有益な情報ではないんですよね。その電車のどちら方面の電車か動いているのか、各駅だけが動いているのか快速等も含めて動いているのか…の情報まであると、多くの方の助けになると思います。

余談ですが、僕が関西に来て戸惑ったことに、電車の「上り」「下り」の表現があります。東京にいるときは、単純に東京方面が「上り」と考えて差し支えなかったですが、僕の認識では「上り=都市部へ向かう」だったんです。それが関西の東海道線を例にとりますと「滋賀⇒京都⇒大阪⇒神戸」というような流れになります。大阪が一番の都市部ととらえると、「『京都⇒大阪』も『神戸⇒大阪』も両方上りになるの?」「『神戸⇒大阪⇒京都⇒滋賀』だと同じ電車に乗ってるのに、大阪を過ぎると下り電車?」とよくわからなかったんですけど、「すべて東京に向かう方を「上り」ととらえる(新幹線と同様)」と知り合いから聞きました。そうすると、「京都⇒大阪」は下りになりますし「京都⇒滋賀」は上りになるわけですね。う~ん、納得はしましたが、地方によってとらえ方も異なりそうなので「上り・下り」の表現はなるべくやめて「~方面」としていただければなと心から思います。

ちょっと話がずれてしまいましたが、せっかくだからツイッターを有益に使えればなと思っています。たとえ芸能人の方の上の記事のようなツイートがあったとしても、それが悪意あるものでないならば「そうだね、災害が減るといいね」と返せたら大人だなと思います。

過去の炎上を見ますと、記事にあるような「祈り系」は顰蹙を買いやすいのかもしれないですね。読んだ人に「しょせん他人事だよね」って意図せず感じさせるからなのかもしれません。「何もできないけれど、心から祈ります。がんばってください。」ではなく「何でもいいから、何か自分にできることをしよう、それが小さなことでも全然かまわないから。」って心に置いています。あっ、これは僕の好きな林原めぐみさんが、常日頃呼び掛けてらっしゃることです。