インドア派Around40ゲイの日記

アラフォーゲイが日々のことや過去のことを書きなぐるブログ

やっぱり一人は好きだけど…~適度な距離感は人それぞれ

関西では6月以降地震やら台風やらいろいろとあった2018年ですが、そういうことが起こると、「あぁ誰か近くにいてくれたら心強いだろうな」って思うんですけど(僕は「まさか自分が被害にあうわけない」と思って逃げ遅れて死んでしまうタイプなのではないかと思っています)、家に帰ってきて一人になると安心するんですよね。家に帰ったときに誰かがいるって、何だか今となってはまったくイメージがわかなくって。誰かと一緒に暮らすとしたら、最低3部屋、トイレは2つあったらなぁ…などとこの歳になっても(なった故か、なのかな)思う僕は誰かと住むのには向いていないんでしょうね。帰ったときに誰かがいる、という生活を毎日送るのはただただ疲れてしまいそうで。家庭に居場所がないおじ様の気持ちがちょっとわかるような気もしています。

 

同棲している方、ルームシェアをしている方、実家でご家族と暮らしている方…はどのような距離感を持って暮らしているのか興味があります。きっと心地よい距離感って人によってさまざまだと思うんですけど、その「心地よい距離感」が自分の思うものと一緒に暮らしている人の思うものとがかけ離れていたら、二人の関係に亀裂が入ることになりかねないと思うんですけど、そこをうまく乗り越えているんですかね。「いつも相手に近くにいてほしい」って思う人もいれば、「自分の部屋にいるときは話しかけるな」って思う人もいるでしょうし。しかもどちらが正解というわけではないのが、またややこしい問題だなと思います。かといって、お互いにいつでもベタベタしていたいという者同士もあんまり長続きしなさそうな勝手なイメージがあります。恋人同士でなくても(ルームシェアや寮が二人部屋とかでも)うまくいっているかたは、そのあたりを察知する能力にたけているのかもしれませんね。ただ、そういう方は自分の思いよりも相手を優先するのかもしれないですね。

 

恋人と家族でも違いますよね。今は、成人・就職しても実家住まいの方って結構いらっしゃると思います。自ら望んでという方もいれば、介護等のためやむを得ずという方もいるでしょう。前に何かの記事で書きましたが、僕の親は過干渉気味ですので、ずっと実家にいたら壊れてしまいそうになると思います。でも距離を置くことでたまに帰ったときに多少は優しくなれるのかもしれないな…と感じでいます。しつこい電話攻撃も収まってきたこともあり。家族って幼いころから距離が近かったゆえに、ある程度年を取ってからも同じ距離感だと軋轢を生むように思えます。物理的な距離をとることによって少しでも精神的な距離をとることが僕の精神衛生上は必要でした。

 

僕は、「ある程度の距離があることを望むけれども、気づけばそこにいてくれる」という関係を望んでいるのかなと自己分析。何とわがまま(笑)。実家で猫を飼ってましたが、寝ているところを「寝てたの~?いい子いい子、本当にいい子」と心ゆくまで撫でていたら「うるさい」とかまれたことがあります。猫にさえも自分勝手さを怒られました。はぁ、となかぞの大ちゃんのような人に支えられたいわぁ。適切な距離感を読み取ってくれそう~。

 

この「距離感」だけでなく物理的距離についても、日常生活でも本当に大事だと思います。なぜかやたらとパーソナルスペースに入り込んでくる方いません?「ちょっとあんた近寄りすぎ」って感じの人。以前の職場の同期の男性でそういう方がいたんですけど、誰に対してもものすごく近くに寄ってきて、会話をするときはじ~っと目を見つめてくるんです。顔を覗き込まれることもあって、何か悪いことを咎められているような気分になりました。しかも、女性に対してもそうだったので、別に何かをされるわけではありませんが、一部では要注意人物とされていました。今日電車の中で、その人かと思う似ている人を見かけたので、急にその人のことを思い出してしまったんです。

 

皆さんの求める距離感はどのくらい?

 

ひとりじゃない (1996) / DEEN

この時代のボーカルの池森さんの爽やかさって最強。


ひとりじゃない DEEN