インドア派Around40ゲイの日記

アラフォーゲイが日々のことや過去のことを書きなぐるブログ

過去の話-5 ---予備校時代~20年後の後日談 その3-寒中見舞いとカミングアウト

何だかタイトルの番号がわかりづらくなっているかもしれませんが、「過去の話-5」の話の後日談の何個目かと思っていただければ。これまでの話は「過去のこと」カテゴリーからどうぞ。

 

予備校時代に好きになったIくんに年賀状⇒その後メールのやり取りをしたのが昨年のこと。今年もせっかくだから年賀状を出してみようと思って去年と同じ住所(実家)に送ったと思ったら、届かずに戻ってきてしまって(一部住所を間違えたみたい、確認したはずなんだけどなぁ~)。で、そのまま放置してしまっていたのですが、せっかくだからと思い、先日寒中見舞いをメールで出しました。

1通目は普通にやりとりをして、2通目「今が、当時好きだったことを言うべきなんじゃないか」という思いがわいてきて、自分がゲイっていうことと、20年!ほど前のあのとき好きだったよ~って言った、というか書きました。

 ゲイ+好きだったこと、ダブルのカミングアウトです。反応としては、ゲイだということには全く驚かなかったって。当時から「中性的な人だなぁ」っていう印象があったそうで(オブラートに包んだ表現で言ってくれてありがとう笑)。ただ、自分に思いが向いていたとは思わなかったとのことでした。彼自身は恋愛対象は女性だけど(結婚してお子さんもいるし)、そう思っていたことに対して"ありがとう"という言葉をもらえたことがとっても嬉しかったな…。まぁ、メール上でのやり取りだったので取り繕おうと思えばいくらでもできるかもしれないですけど、彼の本心だと信じています。

詳しくは書けませんが、僕のことを気遣って書いてくれたんだろうなって思わせるところもあって、何度も読み返してしまいましたよ。

 

今回、彼へのカミングアウトに、特徴的かなって思ったことがいくつかあるのでちょっと記してみます。

  • すごく打算的な言い方ですけど、真っ向から否定されることはないだろうな、って思っていた。彼は現在教職を担っています。きっと、LGBTだとかの研修なんかもしているのではと思っていた。…この点については本当にその通りだったようです。
  • それに加えてアウティングの心配もない。…もちろん彼がそういう人ではないというのもありますが、共通の知人で今も交流がある人は皆無ですし、現在の奥さんや友人の方に言われても特に何も思わないですしね。
  • 18年近く連絡を取っていなくって、去年久しく連絡を取ったうえでの今回の告白。もし、拒絶されたとしても、残念なことではあるけれども今まで通りに戻るだけだしと思っていた。
  • 直接面と向かって言ったのではなくメールでのやり取りだった。何だか勢いに任せて送信していたかも。

こんな感じですかね。「打算的かも」と書きましたが、いくぶん計算というかマイナスよりもプラスになるのではないかな、という計算はしていたと思います。僕はそこまで積極的にカミングアウトする方でもないのでね(あっ、そもそも友達ほとんどいないしね)。でも、やっぱり僕は驚かれないタイプの人なんだと再確認笑。バレンタインで同性婚の話題とか出ていたし、そんなことも後押ししたのかも。

 

僕のブログでは珍しい話題かもしれないですね~。