インドア派Around40ゲイの日記

アラフォーゲイが日々のことや過去のことを書きなぐるブログ

卒業シーズン~色鮮やかな袴を見て思うこと

今週のお題「卒業」

 

久しぶりに今週のお題の記事を、ちょっぴりゲイブログということを絡ませて書いてみます。

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最近、卒業式シーズンのせいか街中や電車で袴姿の女性をよく見かけます。ただ単純にきれいだなぁと思うんですよね。着ているその人よりも着ているものの方に目がいくことが多いのですが。

もし「僕が女性だったら」ぜひ着てみたいなぁ、って思うんですけど、別に今女装したいとかってわけではないんです。ゲイの中でも、こういう発言をすると、ともかく毛嫌いするというか攻撃的になる方ってたまにいるんですよね。大学生の頃の話ですが、似たようなことを話したら「お前はゲイじゃなくておかまだろ!ゲイがみんなそうだと思われると困る、本当に迷惑。」みたいな壮絶な拒絶反応を示されたことがあるんですけど(直接言われたのではなくメールでした。文字だけだから余計きつく見えますけどね。)、ただただ単純に女性の和服がかわいらしくていいなぁってだけの話なのに…って思っちゃうんですよね。だって、色とりどりできれいじゃないですか。男性のスーツって多少の色の違いはあってもそこまで代り映えしないですし。

そんなこともあってか、もっと若かりし頃は、淡いピンクだったりパープルだったりの服を見るとなんとなく手を伸ばしたりしていました(そんな派手なのじゃないですよ)。今でも、何となくほしいと思ってしまうこともあるけれど(年を考えなさい)という心の声が制御してくれているようです。

色鮮やかな卒業式の服装を目にしつつ、過去のそんなことを思い出し「性別はグラデーション」なんて言葉がフッと頭をよぎりました。

卒業を迎えた皆々様おめでとうございます。どうぞ良い新生活をお迎えください。

 

ちょっぴり切ない卒業ソング

はるのきおく (2006) / 小松未歩


小松未歩 ‐ はるのきおく