インドア派Around40ゲイの日記

アラフォーゲイが日々のことや過去のことを書きなぐるブログ

しゃべりまくる人

以前、大声は苦手という記事を書きました↓。
tomo-aro40.hatenablog.jp

 

これとはタイプは違うのですが、こんな人と同じ場にいたらイヤだろうなぁというタイプの人の話を聞きました。

僕の知り合いで、ある集会(あんまりはっきり書けないのでこういう表現にします)の手伝いをしている人がいます。ぼやかして書きますと、とあることに悩んでいる人たちが集まる会というところでしょうか。なかなか周囲の人には悩んでいることを打ち明けられない、だけれども同じ悩みを持つ者同士でその悩みを語り合い、共有して、精神的にも楽になるし、解決への糸口が見つかるかもしれない…そんな集まりです。ボランティア的な活動だそうですが、参加費としていくらかを参加者に負担してもらっているそうです。場所代や飲み物代など、ある程度の費用はかかるためだそうです。

その集会によく参加する方の一人に、ものすごく困る人がいるらしいのです。ひたすら自分のことをしゃべりまくるそうです。ほかの人がしゃべっているのを邪魔することはないそうなんですが、ほかの人の話が一段落つくと、感想を言いつつも、さらりと自分の話に置き換え、また延々と話し出すそうです。

その集会に何人の人が参加するかはその時によって違うそうですが、あるときの参加者は30人ほどで比較的多かったそうです。そのため、10人 x 3 くらいのグループに分けて自由に話してもらったそうなのですが、その人がいるグループでは2/3くらいの時間、その人がしゃべりっぱなしだったそうです。それを見ていた会の主催者は、直接注意をするのも角が立ちそうなため、グループ替えを途中で挟んだそうです。そうしたところ、新しいグループでもやっぱりその人は自分の講演会かのように話し続けていたとか。

いつもその集会が終わった後にはアンケートを取っているそうなのですが、その人と同じグループになった人の満足度はかなり低かったそうです。運よくその人と同じグループにならなかった人たちからはおおむね好評だったそうですが、運悪く2回ともその人と一緒のグループだった人からは、「その人が一人でしゃべりっぱなしだった」「何しに来たのかわからなかった」というような感想が寄せられたそうです。厄介なのが、その人はその会への参加率が高いようで、無下に断るわけにもいかず主催者側の悩みの種になっているようです。しかもその方、参加頻度が高い=毎回ほぼ同じ話をしているそうです。

僕がその場にいたら態度に出てしまうかもしれません、その人の発言中に嫌な視線を浴びせたりして。発言が極端に少ないような場なら、その方の発言が呼び水となりほかの人も話しやすくなるといった効果もあるかもしれませんが。何か悩みを吐き出したいと思ったから参加した集会(しかも有料)で、そのような人がいたら、主催者としてはどう対応するべきなのかな…と話を聞いて考えてしまいました。「自由に話ができる場」ということで、一人当たりの時間制限を設けるようなことはしたくないようです。

そういう場って、どうしても話す人と聞く人に別れてしまうのはありがちだと思います。主催者の人はそこには参加しないそうなので、誰かうまくみんなに話を振るような人がいないと、後ろに引っ込んでしまう人もいるんだろうなと想像します。グループを最少人数に分けてシャッフルを繰り返すか、そもそも参加を抽選制にするのがいいのかな…と考えましたが、そういう会を主宰するのも大変なんだなぁと感じました。参加する側にしてみたら、仕事でもないそのような場に出向いて、悩みを吐き出せると思ったのに不快感を抱えて帰ってくるなんて、お金と時間を無駄にした気分ですよね。

 

この話を聞いたのはちょっと前になるのですが、今日電車内でひたすら機関銃のごとくしゃべりまくっているおじさんを見ていたら思い出したので記事にしてみました。

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