インドア派Around40ゲイの日記

アラフォーゲイが日々のことや過去のことを書きなぐるブログ

一人でしかできないこと、二人でしかできないこと(本の紹介-12 村上春樹「アフターダーク」)、1年以上ぶりのエムグラム診断

村上春樹「アフターダーク」の一節

僕は全くハルキスト(村上春樹さんの熱狂的なファン)というわけではないのですが、いくつか読んだことがあります。初めて読んだのが「1Q84」だったと思うので、比較的新しい作品ですね。その後の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」も読みました。文庫化されたら読んでみるみたいな感じでしょうか。この二つについては、先が気になってどんどん読むことができた覚えがあります。それ以前の作品は、以前入院していたときにいくつか読んだ記憶はあるのですが、何を読んだのかよく覚えていません。「羊をめぐる冒険」を読んだような気はするのですが…。

Kindleストアを見ていたら「アフターダーク」という作品を見つけ、何となく買って読んでいました。そうしたらこんなセリフが出てきたんです。

「世の中にはね、一人でしかできんこともあるし、二人でしかできんこともあるんよ。それをうまいこと組み合わせていくのが大事なんや」

今の僕に妙にフィットする文だったんですよね。元来、僕は一人でいるのが好きな人ではありますが、ふとした時に誰かいてくれてうれしいってことはありますし。かといって、一人の時間が持てないのは僕にとってはかなりストレスになりえることで、「それをうまいこと組み合わせていくのが大事」なのかなぁ…と。

それはともかくとして「アフターダーク」ですが、そんなに長くない話なのですが、最後まで読んで「?えっ、これで終わりなの?」という印象を持ちました。「結局あれやこれは何だったの?」という結論はなく、読み手にゆだねられている感じです。さらに、個人的事情として、読み始めてから読み終わるまで結構日が経っていて、最初の方を忘れかけていたというのもあるのですが…。ネットで検索してみたら、様々な考察記事が出てきて、「あっ、やっぱり一読してわかるものじゃないんだな」とかってに安心しつつ、考察記事を読んで「なるほど…」と思っているところです。

アフターダーク (講談社文庫)

アフターダーク (講談社文庫)

 

エムグラム診断(1年以上ぶり)

そんな一節を目にしていたところ、以前受けたエムグラム診断からメールが来ていて、さらに某ブロガーさんがTwitterで久しぶりにエムグラムをやってみたとツイートしてらしたのを見て、僕も久しぶりにやってみました。エムグラムについては↓をご参照ください。

mgram.me

前回受けたのが2018年8月だったようで1年以上ぶりの診断だったようです。やっぱり、人間少しずつ変わっていくもののようですね。ちょっと恥ずかしいですが、結果を晒してみると↓になります。まぁ、比較的当たっているかなと思われます。「ひとりの時間も大事」と見事に言い当てられていますね…。

f:id:tomo-aro40:20191202000731j:plain

そして、「運命の人に出逢える確率」を計算してくれたのですが、「29,060人に1人」とのことでした↓………。「存在確率は0.0034%」とのことなのですが、ほぼいないと思った方がよいのでしょうか笑??前回は「3,323人に1人」だったので、いったい僕に何の変化があったのでしょうね、自分でもわかりませんが。

f:id:tomo-aro40:20191202001250j:plain

なお、全部の結果を見るには有料(1,970円)となるようで、今回課金して見てみました。自分のことを分析されているのは結構おもしろかったですよ。さすがに恥ずかしいのでこれ以上は載せられませんが。おそらくこの診断結果、どのような結果でもマイナス表現をしないようにして書かれているものと思われます。恥ずかしくなるくらいほめられているような気分になるので悪い気はしないかもしれません。

診断結果には恋愛や仕事についても書かれています。なかなかに的を射ているところもありますので、興味を持たれた方は軽い気持ちでやってみてもよいのではないでしょうか?