インドア派Around40ゲイの日記

アラフォーゲイが日々のことや過去のことを書きなぐるブログ

本の紹介-15 佐々木望「声優、東大に行く 仕事をしながら独学で合格した2年間の勉強術」~年を重ねて勉強したくなる

気付けば3か月ぶりの更新。こんなに更新しなかったのは初めてかな。何だか仕事が忙しくって、土日も少しだけ仕事をしてしまっている状況でした(といっても、どっぷりではないですが)。土曜日はどこかしらに用事があって出かけていることも多いのですが、日曜日は疲れて午後は寝ていることも多々あります。なぜ僕がメインでしているのかわからない仕事が4月から降りかかっているのが原因の一つなんですけどね。。。

---------------------------------------------

さて、表題の本のご紹介~。

大人になるほど、勉強が楽しくなった

声優・佐々木望が人知れず東大を受験、そして卒業し世間を驚かせた。44歳で決心、仕事を休むことなく勉強時間を確保し、独学で東大入試を突破した驚きの勉強術をこの一冊に! 読後、あなたもきっと学びたくなる。

カバーイラストは映画『花の詩女 ゴティックメード』で著者が声を務めたトリハロン。永野護氏がこの本のために描き下ろしたものです。

 

声優の佐々木望さん、ご存じの方も多いかと思います。個人的には「ビバリーヒルズ青春白書」のデビッド役の印象が強いですが。取り立ててファンであるとかということではないのですが、40代半ば過ぎに東大に一般入試で入学・卒業されたことがニュースで報道されたときに普通に驚きましたし、塾講師バイトをしたことがある身として、どんな勉強をされたのだろうかと単純に興味がわきました。また、佐々木さんと親交の深い林原めぐみさんのラジオにゲスト出演され、この本を紹介しているのを聞いたことも読んでみようかなと思ったきっかけの一つです。

 

大学受験された方はたくさんいらっしゃるかと思いますが、程度の差こそあれ受験勉強というものをされたと思います。それをもう一度したいかと聞かれたらNoなのですが、僕は受験勉強自体は嫌いではなかったなと、今思い返すと感じます。やるべきことがある程度決められていて、そのことだけをこなしていけばよく、結果も目に見てわかりやすいですしね。でも、今からするとなると、気力や集中力が持たないだろうなと思います。もしやるとしても、受験生時代は一応5教科やってましたけど、今からやるなら数学なんてほぼ0からやらないといけない感じでしょうし。しかも働きながらなんて、よっぽどの精神力と、目標に向かって突き進む力のようなものがないと難しいだろうな…と思わずにはいられません。

佐々木さんは元々英語と数学にアドバンテージがあったようで、特に英語は英検1級を持っていて、通訳を介さず話せるレベルだとか。英検1級を持っているほどなら、大学受験英語はほぼ無勉強でもいけそうですよね。それにしたって、英語と数学以外はほぼ0からのスタートで1年ほどの勉強で東大に受かったというのは、地頭の良さももちろんあるとは思いますけれども、計画的+柔軟に勉強をこなされたのだろうなぁという想像はつきます。実際にどのように勉強されたか、興味を持たれた方はこちらの本を読んでいただくとして、何だか自分も何かに挑戦してみようかなと思える本だと思います。

印象的だったのは「(何かに挑戦して)3日坊主でもいい。3日でもやったことは経験になる。考えすぎると踏み出せなくなるからとりあえずやってみる、でもいい。」といった内容(引用してるわけではないので正確な表現ではないです)の部分。「3日でもいい」と言ってくれるとちょっと気が楽になりますね。僕は若干完璧主義的な部分と、3日坊主というか飽きっぽい部分と、両方持ち合わせているような性格ですが、「3日坊主でも自分の何らかの糧になっているのかも」と思えれば、挑戦する勇気もわいてきそうです。

もう一つ印象的なだった内容は「(何かをすることが)「役立つ」かどうかは、後にならないとわからない。何かをまだしていない自分が、何かをした後のことはわからない」といった内容(こちらも正確な表現ではないのであしからず)という箇所でした。よく、「〇〇なんてやって何の役に立つの?」とかって言ったり聞いたりしますが(特に中高生時代ならなおさら)、それが役に立つか否かはその時点ではわからないですし、できるだけ間口を広げておくことも大切なのかな、と。それを考えると高校時代の勉強って、あまり早い段階で絞らない方がいいのかもな、と思えるのはこの年になったからというのもあるんでしょうね。

意外と受験勉強がのちに意味があったんだなと思うこともあったりします。大学受験時代に覚えた英単語っていまだに覚えているものも結構あって、なぜか海外とのやり取りをする業務を携わっているとそんな記憶が役に立つこともあります。最初はやりたくなかったのですが、成り行きでやらざるを得なくなったのが5年以上前の話で、人生何が後々役立つのかわからないなということを身をもって実感したり。

単なる受験教則本ではないですし、読み物としても面白いと思いますので気になった方は是非読んでみていただければと思います。

年を重ねて勉強が好きになる、したくなる、というのはわかるんですよね。この本が影響しているかはさておき、先日20年ぶりくらいにTOEICを受けてきました。そのことはまた別記事にでもできればと思います。

久しぶりに記事を書いたら結構な文字数になって疲れた。。月1回は更新したいものですが、、、。

---------------------------------------------

アニメの方は見ておりませんが(いつか見るかも)、この曲は中毒性が高くてほぼ毎日聞いている今日この頃…。40代にもささるYOASOBIさんの楽曲です。

アイドル (2023) / YOASOBI


www.youtube.com