コロナに始まりコロナで終わる1年
今日で2020年も終わりですね。今年は新型コロナウイルス（COVID-19）の話題で始まり、1年中その話題だったと思います。在宅ワークという勤務形態を初めて経験しました。もちろん職種にもよりますが、僕の担当している仕事の場合は在宅でも仕事は回るんだなぁということがわかったことは大きな収穫だったと思います。確かに出社していないとできない業務もあるのですが、全員が出社する必要はないのかなと。とはいっても、諸事情があり、今はまた出社での勤務がメインとなりました。仕事自体は、ありがたいことなのかもしれませんが、非常に忙しい1年でした。今の会社で定年まで働くのかと聞かれると、YesともNoとも答えられず、自分の立ち位置がよくわからなくなってきた1年でもありました。本当に自分の将来像のようなものを思い描くのが苦手で。
年末になり感染者数も日々増えていることが報道されていますが、コロナ対策って感染者が増減したからといって一人一人ができることって限られていると思うので、僕自身の生活は、たとえば夏頃と今を比べてもそこまで大きな変化はないと思います。もともとが家の中にいるのが好きなインドア派なことも影響していると思いますが。それでも、大阪や京都の中心地に用があって出ることもあるんですけどね。
親からの電話で考える家族について、そして若干の自己嫌悪
数日前母親から電話が。実家から電話があると、出る前からうんざりしてきます…。今年は帰らないことを以前にも言っているのに、また同じことを聞かれるという、些細なことながらイライラさせられます。そして、いろいろと根掘り葉掘り聞いてくることにまたうんざり…。この人にプライバシーという概念はないのだろうかと、そのたびに思ってしまう。そして、もう40になる人に言うことではないだろうということを言われ、こちらもイライラしてくるとちょっときつい言葉を浴びせてしまい、そんな自分に少しだけ自己嫌悪…という悪循環。やっぱり距離をとることって大事だよねってことを感じました。
親や家族との関係の複雑さって、セクシャリティがどこまで関係するかわからないですけど、LGBTQの人との知り合いがそんなに多いわけではない僕が聞いたことがある人の話だけでも、結構複雑な関係だという方が少なくはない印象があります。それゆえにあまり深くは聞けない面もあり、本当の内情まではよく知らないのですが。逆にすごく良好な関係を築いているという人もいて、僕はその中間くらいなのかもしれません。
ある意味、この年末年始は実家に帰らずにすむというのは、平穏に過ごせるということだなぁとも思っています。いつからか、親戚の集まりなんかもすごく苦手になっていました。以前（もうずいぶん前のことですが）、年末年始やGWも関係がない仕事に就いていたことがあるのですが、僕は12/31や1/1に働くのが嫌いじゃなかったんですよね。親戚の集まりに出ずにすむ大義名分を得るようで。その分の手当てもあったので、一石二鳥というか。進んで立候補して働いていました。
昔から「年末年始は家族で過ごすのが当然」みたいに言われると、ちょっと戸惑うこともあったのですが、それはもう人次第だろうなぁと強く感じるここ数年。昨日デパ地下でちょっと買い漁ってきたのですが、そんなものを食しつつエンタメ系の趣味を見つつ、のんびりと過ごせればそれが一番心穏やかに過ごせます。
…とせっかくの年末年始のお休みの方も多いと思う中、愚痴を書き綴ってしまい申し訳ありません。「ゲイブログ」といったカテゴリーに参加しているにもかかわらず、関係ない記事ばかりの最近（そういう活動をまるでしていない1年だったこともあるかもしれませんが）＋更新頻度も少なくなってきていますが、2021年もマイペースで更新していければと思っています。
それでは皆さんよいお年をお迎えください～。
