インドア派Around40ゲイの日記

アラフォーゲイが日々のことや過去のことを書きなぐるブログ

「隣の家族は青く見える」を見始めた~第4話まで

僕は現在、海外ドラマなんかの配信はamazonプライムと、あれこれ試したり悩んだ結果、今はツタヤディスカスの宅配レンタルに落ち着いています。で、新作は借り放題ではないんですが、ちょうど借りるものがなかったので今年の頭に話題になっていた「隣の家族は青く見える」を見始めました。海外ドラマと違って、日本のドラマは話数が少ないので見やすいですね。今年の頭は忙しくってあんまりテレビは見ていなかったんですよね。何となく話題になっているのは知っていましたがスルーしてしまっていました。とあるブロガーさんが大変このドラマにはまっていらっしゃって、いつか見ようと思っていたところでした。

 

Wikiさんからあらすじを引用させていただきます

家の購入を機に妊活を始める五十嵐奈々とその妻と共に妊活に向き合う五十嵐大器の「子供が欲しいカップル」。子供が欲しくない杉崎ちひろバツイチ の川村亮司の「子供を作らないカップル」。一級建築士広瀬渉と彼の恋人青木朔の「男性同士のカップル」。商社を早期退職した小宮山真一郎と子育てが命の小宮山深雪の「幸せを装う夫婦」。この4組が本作の舞台となるコーポラティブハウスで、悩みや秘密を隠して葛藤しながらも成長していこうとする。

はい、大変簡潔にまとまっていますね。

 

これを言ったら話が始まらないんでしょうが、コーポラティブハウスって怖いですね。普通のマンションなんかよりも私生活が筒抜けになりえるし、近所づきあいも密ですよね。住人は選べないでしょうし、それぞれの家の中では「○○さんのところ、~らしいわよ!」みたいな会話が日々繰り広げられていそうで、そして自分がもし住人だったら率先してそんな会話をしてそうです。

 

  • 五十嵐奈々&五十嵐大器(深田恭子さん&松山ケンイチさん):妊活中
  • 川村亮司&杉崎ちひろ(平山浩之さん&高橋メアリージュンさん):事実婚、子供は持たない
  • 小宮山深雪&小宮山真一郎(真飛聖さん&野間口徹さん):幸せを装う
  • 広瀬渉&青木朔(眞島秀和さん&北村匠海さん):ゲイカップル

↑の方々がメイン登場人物の方々ですね。

 

このドラマ視聴率的には振るわなかったようですが、「おっさんずラブ」と同様録画して見ていた方も多かったのかなと推察します。ちょっと家族そろっては見づらいかなって言う気もしますしね。

 

五十嵐カップルはいわゆる姉さん女房なんですね。僕は東野圭吾さん原作の「幻夜」というドラマをちょっと前に見ていて、そのドラマの中での深田さんがものすごい悪女っぷりだったので、ナチュラルな深田恭子さんがおきれいでびっくりしました。本当に透き通るような肌って感じで。その前に見たのが「富豪刑事」くらいまでさかのぼると思うんですが、こちらも変わった役柄でしたので、本当に一般の人を演じられるのを見たのは初めてかもしれません。

松山ケンイチさん、包容力があっていいですよね。ドラマの中で北村匠海さん演じる朔ちゃんに嫉妬するシーンが、わたるん&朔ちゃんの二人がゲイカップルだということをカミングアウトする第4話くらいまではあるのですが、それがかわいすぎました。甘えたくなるタイプです。そして冬のドラマだったからだと思いますが、コート姿がたびたび出てきます。ダッフルコートが似合っていますよね!ダッフルコートって若者が着るイメージなので、もう10年は着ていないと思いますけど、松山さん演じる大ちゃんは32歳設定なんですね。似合えば年齢は関係ないというかもしれませんが、僕には似合わないだろうなぁ。60代くらいの方が着ていて似合っているのを見たこともありますしね。

この二人は不妊治療に励んでいるのですが、不妊治療って経済的にも精神的にも肉体的にも大変なんですね。男性側が大変なことって女性に比べればはるかに少ないでしょうが、「採精室」って名称は何だかちょっと…と思ってしまいました。じゃあどんな名称がいいの?って言われても思いつきませんが。あそこでうまく採精できない人もいそうですよね。奈々ちゃんのセリフでもありましたが、知ることって大事ですね。このドラマを見なかったら、不妊治療について知ろうともしなかったと思います。

 

川村&杉崎カップルと小宮山カップルは、ちひろさんと深雪さんの女性同士の二人の考え方が相反していて会えば衝突するような関係ですね。真飛聖さんの役柄上の物言い(内容ではなく言い方です)が昔の知り合いにちょっと似ていて苦手ですけど、いろいろと事件を巻き起こしてくれるのでドラマ上はある意味キーパーソンですね。

「子どもは絶対に持つべき」という深雪と「子どもを持つ持たないは権利であって義務じゃないんです!」というちひろ。何十年も前から言われてきたトピックなんでしょうけど、未だに話題になるということですね。

さらに、朔が渉のおいっこではないことがわかり、「学校でも家でも、人は大きくなったら結婚して子供を生むものだって教えてるのに、そうじゃない人もいるなんてことどうやって理解させればいいのよ!」という深雪。渉は「むしろ小宮山さんの考えが大多数なんだと思います。僕たちのような性的少数者は隠れてひっそり暮らすべきなのかもしれません」ととりなしますが、奈々は「そんなのおかしいです、みんな同じ人間なのに、堂々と暮らせる人とそうじゃない人がいるなんでおかしいです。人は誰だって、自分が望む幸せを手に入れようとする権利があるはずです」と主張します。朔ちゃんとしては、とりなすためとはいえ渉の発言には反対なんでしょうね。

人の考え方を変えさせようとするのは容易ではないですけど「自分のものさしだけで、他人を測るなっつってんだよ!」っていうちひろのセリフをみんなが心の片隅に置いていたら、衝突は減るのかなぁと思います。

 

そしてわたるんと朔ちゃんカップル。朔ちゃんに振り回される眞島さんが素敵でした。チューを迫る朔ちゃんに「やめろよ、こんなところで」と言いながらもまんざらではない感で応じるわたるんこと眞島さん、いいなぁ。

「わ~たるん♡」「わたるんは~」とじっと目を見つめて、ちょっと上ずった声で言ってくるところに、朔ちゃんの小悪魔的なものを感じたのですが、5話以降どうなっていくのでしょうか。DVDには副音声も収録されていて、4話は眞島さんと北村さんのお二人が4話をあーだこーだ言いながら見ているのも聞けるのですが、その声を聞いて、やっぱり朔ちゃんを演じているときは声のトーンを高めにしていたのかなぁと思いました。

 

5話以降は来月になりそうですが、楽しみに見て行きたいと思います。

ところで、このドラマ、須賀健太くんと伊藤沙莉さんという、元子役の方お二人が出演されています。もう二人とも社会人役をするほど成長していたのかと驚きました。

 

あえてチューの後のこのシーンを。深田さんの表情がいいですね。

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この二人のシーン好きです。

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here comes my love (2018) / Mr. Children 

曲は5:50くらいから


Mr.Children 「here comes my love」Music Short Film