以前、↓の記事を書きました。その続編というかスピンオフというか…です。前の記事では「クリスマスと言えば失恋の曲~」と書きましたが、皆さんの失恋を願っているわけではありませんよ~。さてさて、クリスマスプレゼントとしてこの本を紹介できればなぁと思います。
tomo-aro40.hatenablog.jp
とある方のブログを拝見していて、「どうしても触れたくない」の続編が出ていることを知り、こちらの本もすぐに購入しました。やっぱり最後は泣いてました。部屋を掃除していたとき、今年買ったこの本を目にしてついついまた読んでまた泣きました。
それでも、やさしい恋をする (H&C Comics/CRAFTシリーズ)
- 作者: ヨネダコウ
- 出版社/メーカー: 大洋図書
- 発売日: 2014/04/01
- メディア: コミック
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出口晴海が好きになったのは、小野田良。
三歳年下のストレート。気がつくと、好きになっていた。
友達でいい。
そう思っていたのに、どんどん好きになっていった。
素直になれなくて、不安になって、ささいなことに幸せを感じて、
言えない言葉がたくさんたまっていって・・・
誰かを好きになる切なさと幸せがここに。
「どうしても触れたくない」から6年
⁰待望のスピンオフ登場!!
ノンケくんに恋をするのって苦しいですよね。そんな感情が蘇ってくる1冊でした。頭の中では中村中さんの「友達の詩」が流れてきていました。「大切な人は友達くらいでいい」のかなって。というか、この記事書きつつYoutubeで「友達の詩」を流してるんですけど泣けてきた(;´∀`)
主人公の出口くんはノンケの小野田くんに3年間片思いしていたわけなんですが、それぞれの葛藤が本当に共感できるるんですよね。ストレートの方が同性を好きになったらやっぱり何らかの葛藤ってあると思うんですけど、そのあたりもうまく描いているなぁと。「切ない」という言葉がこんなにも思い浮かぶとは…。このブログにも書いたことがある昔の恋を思い出しました。
そして、最後には前作「どうしても触れたくない」の二人も出てきます。BLに抵抗がなければぜひセットでお読みいただくことをお勧めします。
友達の詩 (2006) / 中村中
性同一性障害の中村中さんが実体験をもとに書かれた曲です。