インドア派Around40ゲイの日記

アラフォーゲイが日々のことや過去のことを書きなぐるブログ

先のことはわからないから楽しいのかな~未来が見えないと不安になるけどくっきり見えると怖くなる

僕は結構心配性な性分で、先のことを考えてはため息をつくことも多いです。憂鬱な会議が迫っていると、1週間以上前から「あぁ、イヤだイヤだ」と考え続け、その思いは日に日に増していくのですが、結果たいしたことなかった、ということも多いんですけどね。中学校のときなんて行事ごとが本当に苦痛だったので、「あと〇か月で運動会…(ため息)」「あと〇週間で遠足(台風でも来ないかな)」…とそんなことばかり考えていた覚えが…。その頃から変わっていないのか…と愕然としますが、当時ほどではない(はず)です。

とあるかたのブログ(ゲイブログではない)を読んでいたら、昭和の歌人・劇作家の寺山修司さんという方の言葉が紹介されていました。

「明日になれば、思いがけないことが起こるかもしれない。だから明日、何が起こるかわかってしまったら、明日まで生きる楽しみがなくなってしまう」

「未来に何が起こるかわからないから、生きている楽しみがある」ということですが、僕はこのように考えたことはなかったなぁと思いました。どちらかというと、「ドラえもんがいて、先々の苦労にあらかじめすべて対策を取っておければ…」と思っていました。ドラえもんの道具に「みちび機」というのがあるのですが、僕はどこでもドアよりもタケコプターよりも、この道具があればいいなぁと思っていました。どんな道具かは↓をご参照ください。ちなみに僕はドラえもん大好きっ子でした。

moshimodogu.com

まぁ、こんな道具があったら自分で考えることをしなくなりますね。↑の言葉を紹介されていたmikaさんという方も記事内でおっしゃっていたのですが、「不安があるからそれに向けての準備をして、それを乗り越えようと努力する…」というように考えると不安や心配は行動の原動力なのかもしれないですね。僕の場合は「不安があるから何とか逃げなきゃ💨」と思う心も未だに持ち合わせていますが。

未来を知ることができたら、失敗を避けられる代償として、何か新たなことを見つけたりうれしいサプライズがあったり…そういったことがなくなってしまうのかもしれないですね。たまに、「この人は何でこんなにいつも前向きなんだろう」っていう人と出会うことがあると思うのですが、そういう人も不安が0なわけではなくって、その状況を楽しむことができる人なんでしょうね。そういう思考形態を持てるのも能力の一つのような気もします。

ちなみに↓が先の寺山修司さんの言葉を紹介していた記事となります(このページはその方のブログではないですが、その方のブログからこの記事に飛んで拝見しました。)。

www.el-aura.com

今回は、旅行の計画を綿密に立てることが好きな方のお話を聞いて、自分が結構心配性なことと重なるところがある気がして、さらに↑の記事を読んだことが偶然に重なったために、この記事を書くに至りました。  

それでも僕はちょっとした未来を知ることができたら、それはそれでおもしろいだろうなぁって思います。でも「自分の〇年後の姿」のようなのは見たくないです。悲惨な結末を迎えていたら嫌なので。

未来が見えないと不安になるけどくっきり見えると怖くなる(by 大黒摩季)。

 

熱くなれ (1996) / 大黒摩季

NHKアトランタオリンピックのテーマソングでした。オリンピックと言えばこの曲(安室ちゃんのHeroもだけど)


熱くなれ/大黒摩季