インドア派Around40ゲイの日記

アラフォーゲイが日々のことや過去のことを書きなぐるブログ

きのう何食べた?第9話、第10話~指輪と浮気

「きのう何食べた?」も第10話まで見終わりました。早いですね。9話と10話は最終的には、視聴者も一緒にシロさんとケンジの愛情確認をしていた感じでしたね。

9話では二人で指輪を買うことに。そもそものきっかけは、結婚式の2次会でシロさんは自分が独身だとバレ、妙齢の女性たちに言い寄られたことから、それを防ぎたいという理由(ある意味モテ自慢)からで、「結婚式の2次会で結界が欲しい。あれ付けるだけで面倒から逃げられるんじゃ安いもんだ」などど言っておりました。僕はこの番組を見るときはツイッターで一人実況しながら見ているのですが、思わず「ちょっとシロさん、指輪が欲しい理由がそれって何よ?」って若干おネエで呟いていましたが、見事にケンジの心情とリンクしたようでした。

同じような理由でゲイの方で指輪をしているという話を聞いたことはあるのですが、結婚式の2次会のようなところはともかく、職場につけていくのは無理がありますよね。いきなり指輪を身に着けて行ったら、かえって噂の的になるだけですし。たとえば、転職を機に結婚を装って指輪を付けたとしても、上司や総務関係には嘘つくわけにはいかないですし。うん、同性婚あるといいかも。

---まんざらでもない表情のシロさんの図 表情の演技がお二人とも素敵です。

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10話では、ケンジがシロさんの浮気を疑います。結局は思い過ごしだったのですが、内野聖陽さんの嫉妬の演技のうまさに本当に驚きました。シロさんが若干棒気味なので、余計にそう思うのかな…それはともかくとしても、シロさんもケンジを大事にしていることは画面から伝わってくるんですけどね。

---誤解が解けたときのケンジの図(キ~、佳代子のせいね!) 最高におもしろかったところ

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「(浮気されて)許すなんてそう簡単にできることじゃないんだから」というセリフがありました。自分だったらどうだろうか?と考えると、もちろん程度にもよるけれど許しちゃうんじゃないかなぁ(さすがに養ってるとか言われたら…ですが)。きっとそれは相手を思ってではなくって、自分が一人になるのが怖いからみたいな自分勝手な心情からだと思いますけどね。今の僕の年齢だからこう考えるのかなぁとも思います。20代だったらこうは考えないかも。ドラマでもどこかのセリフであったと思いますが、年齢とともに一から恋愛していくのって大変になると思うんですよね。やっぱりエネルギーが必要だと思いますし。さらに言えば、二人のうちより好きになっている方が不利かもしれないですね。相手の一挙手一投足にモヤモヤしちゃいますし。もしも浮気をしようというときに指輪をしていたら、それが歯止めになってくれることもあるのかもしれないですね。

そしてこのセリフ

「ごめんごめんって謝りたおされるより、ありがとうって言ってもらえる方がずっとうれしいよ。だからさ、もう謝んなくていいって」

感謝の言葉って、関係が近しくなればなるほどあらためて伝えることにどこか気恥ずかしさを覚えて、だんだん思ってても言わなく(言えなく)なっちゃうのが人のサガなのでしょうか。ほかの人にはむしろ簡単に言えるのに、一番言わなきゃいけない人に言えないのって、ある意味ではそれだけ信頼しているあかしなのかもしれないですけど、それでもやっぱり素直に言えるようになりたいなぁと思いました…が、言えるか自分?恥ずかしがりやなもんで(いいおっさんが言うことかという感じですが)

言葉で伝えることの大切さを改めて感じたお話でした。