インドア派Around40ゲイの日記

アラフォーゲイが日々のことや過去のことを書きなぐるブログ

「がん」かもしれなかった

先日人間ドックを受けた記事を書きました↓。
tomo-aro40.hatenablog.jp

その結果は結構前に出ていたのですが、いくつかさらに精密検査をする必要がある項目があり、ようやくそれらがすべて終わりました。
若い方は人間ドックを受けたことがないという人も多いかと思います。基本的な項目はどこの病院で受けても大差ないと思いますが、オプションで検査項目を追加できます。食物アレルギーの検査やら脳の検査やら様々なオプションあって、病院によって追加できる検査の内容も異なります。

今回、僕は「腫瘍マーカー検査」というのをオプションで加えました。腫瘍(要するにがんですね)ができたときに血液中に分泌されることがある特徴的な物質を「腫瘍マーカー」というそうで、腫瘍マーカーの数値が基準を超すと特定のがんである可能性が高くなり、それを調べる検査です。

申し込んでから知ったのですが、初期のがんでは反応しないことも多いらしく、ほかのオプションにすればよかったかな、と思っていました。…が、とある腫瘍マーカーが高値という結果が出てしまい、さらにほかの検査で引っかかったのもあり、「大腸がん、肺がん、胃がん、食道がん等の可能性がありますので、精密検査を受けてください。」といった結果が出てしまいました。かといって、そんなに深刻に受け止めておらず、「へ~、そうなのね~」という感じで、大腸内視鏡・胃カメラ・CTと2日に分けて検査を受けていました。大腸内視鏡検査の話を↓で少し書きました。

tomo-aro40.hatenablog.jp

胃カメラは最初から鎮静剤を投与してもらったため、全く苦痛はなかったです。ちなみに精密に見るときは口からの胃カメラでないと意味がないと言われました。鼻からの胃カメラは画像があんまりよくないとのことです。

 

そして結果は…、幸いなことにがんではなかったです。「胃はきれいでしたよ~」と言われました。ただ、大腸の検査時にポリープがあったとのことで、検査時に切除してくれたようです(このときも鎮静剤のおかげで意識はなかったのですが)。日帰り入院・手術で、約30,000円ほどかかりましたが、医療保険の対象だったようで25,000円ほど返ってきました。

では、あの腫瘍マーカーの高値は何だったのか、それはよくわからないそうです…。まぁ、検査のきっかけになったと思えばよかったのかもしれません。

 

当初「がんかもしれない」という検査結果を聞いて、「がんなら大腸がんな気がするなぁ」と思っていました。結果的にはそうではなかったのですが、ポリープがあったということはその一歩手前だったのかなぁ、と思いました(元々胃腸が強くないこともありますけど。ただ、大腸のポリープは自覚症状があるものではないそうですが)。両親やきょうだいではないですが、親せきに大腸がんにかかった人がいたこともそう思わせた一つの要因だと思います。

「がん保険入ってたのは正解だったのかな」、「まぁ、がんならがんで仕方ない、初期なら治療できるだろうし、今のところはそこまでの体調不良というわけでもないし」、「でも、治療で抗がん剤を使うようなのはできればしたくないな」…などなど、漠然とは考えましたが、↑にも書きましたように、そこまで深刻には受け止めていませんでした。「これが結婚してて子どもがいたりしたら、また違った受け取り方だったのかなぁ」なんて、ちらっと考えましたけどね。まぁ、いろいろ検査できてよかったと思います。

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このブログを読んでくださっている方の年齢層がいまいちよくわからないのですが、僕と同年代くらいの方は一度人間ドックを受けてみるといいかもしれないですよ。